コワーキングスペース茅場町 Co-Edo(以下、Co-Edo)は、2013年1月から約11年もの間、365日営業している東京都中央区にあるコワーキングスペースです。
茅場町駅徒歩2分弱。永代通り沿いという好立地に、やや古めの一般的なオフィスビルの5階ではじめ、オープンから約2年後の2014年11月に2フロア化し、2016年7月に3フロアとなり、いまでは総面積約260㎡となりました。
この募集をご覧の方はご存じの方も多いと思いますが、コワーキングとは「PCを使って作業する人を中心に、個々で別々の仕事を持っている人が作業場所を共有する事で、より自分の働きやすい環境で作業できる。また場所を共有する事でコミュニケーションを通して仕事や自分を成長させられる新しい働き方。」です。(この文章は以前Co-Edoで1ヶ月間研修していた方が考えてくれた文章ですが、よくコワーキングについて表現されているので、よく引用させてもらっています)
全国に1,000以上のコワーキングスペースがあると言われていますが、Co-Edoはそのなかでも「ドロップイン利用(非会員の利用)が多く」「勉強会やイベントが多数開催されている」という特徴があります。
IT系のエンジニアやデザイナーの方々の利用の割合は多いですが、その他にも女性のフリーランスや経営者のかた、編集者や講師業をされているかた、新しくオリジナルのサービスを作ろうと週末にチーム開発をする会社員のかたなどにご利用いただいています。
Co-Edoを運営する株式会社ダイレクトサーチジャパン(代表取締役 田中弘治)は、従業員を抱えずにWebソフトウェアの開発を中心に16年ほど事業を営んでいます。
Co-Edoをはじめてから約3年が経ち、当初運営はボランティアスタッフのかたにご協力いただき、2フロア化したあとはスタッフと業務委託契約を結ぶことで、切り盛りしています。
コワーキングスペースを事業(ビジネス)として考えると、経営面で難しいところも多く、全国のコワーキングスペースで「スペースの運営単体で利益が出ている」スペースは約8.4%しかないデータもあります(「北海道大学コワーキング研究コミュニティ2014年度活動報告書」より) ありがたいことにCo-Edoはそのなかに入れていますし、2フロア化で増席したことで利用者も倍増しています。
これまでは少数の優秀なスタッフのみで運営をしてまいりました。
業務委託契約という形態をとっていたのには理由があり、Co-Edoという場所を拠点に活動するフリーランス等の「自立して自ら売上を上げている」かたに運営をお願いすることで、コワーキングスペースという「交流が生まれ」「スキルアップの機会に恵まれている」場所を活用し、自らのビジネスを延ばすこととCo-Edoの発展との相乗効果をお互いに見出せるからです。
今後も業務委託をしたパートナーのかたにもCo-Edoの運営業務の一部を委託していくのですが、いっぽう同時に、アルバイトや派遣社員、インターンといった別の(雇用)形態による仲間を増やす必要があると感じるようになりました。
というのも、業務委託のパートナーは自ら事業を営んでいますので、独り立ちし事業に専念する時期が必ずやってまいります。
Co-Edoはその一助になりたいと思いますし、そのときがきたあかつきには、彼(彼女)らの進む道を応援してまいりました。
いまのように少数精鋭の業務委託のみで運営していると優秀なスタッフが卒業するたびにCo-Edoの良さが失われかねません。
そこで、業務委託・アルバイト・派遣社員・インターン等、さまざまな方々が、それぞれに適した形でCo-Edoに関わっていくことが、よりよいコワーキングスペースにすることができるのではないかと考えました。
2フロア化した際に「Co-Edo2.5」という計画を立てました。
これはコワーキングスペース事業を素人経営から脱し、飲食店やコンビニのような「普通の店舗」として経営していくことを目指した計画です。(参考:コワーキングスペースを世代別に考えてみて想うこと)
今後コワーキングスペースが今以上に多様化していくなかで、Co-Edoが5年後も変わらず、コワーキングという文化を体現してくことを考えています。
しかし、残念ながらまだ道半ばです。
一緒にCo-Edoやコワーキングの未来を作ってく仲間を心より求めています。
一般的に全国のコワーキングスペースがアルバイトスタッフに払っている時給は、あまり高くありません。
Co-Edoの初期をはじめとして、ボランティアのスタッフによる運営をしているところも多数あります。
それなのになぜ多くの人がスタッフをやりたがるのでしょうか。
まさにここに、コワーキングスペースのスタッフをすることのメリットがあるのではないかと思います。
コワーキングスペースのスタッフには次のようなメリットがあると思っています。
コワーキングスペースを通じて、自分のやりたいことを実現することが可能です。
これは「コワーキングスペースを発展させる」という業務を行うことが、「自分にとってのメリットになる」という言い方もできるでしょう。
自分のためにやることがときにコワーキングスペースのためになり、コワーキングスペースのためにすることがひいては自分のためになるのです。
このような場所は珍しいと思います。
一方で、コワーキングスペースで働くことは「自由」な面も多いので、ひとによっては「さぼるのも自由」と思ってしまうひとがいるとも聞きます。
1日数10人程度の受付対応だけでそのほかのことはおざなりだったり、特定の利用者と雑談して(それ自体はコミュニケーションを取るという意味で悪くないのですが仲の良いひととだけというのは問題です)いるだけだったり。
(Co-Edoにかぎらず)コワーキングスペースで働くということは「あなたの仕事に対する姿勢が如実に現れます」 得られることも多い一方で、楽をしているとオープンなスペースゆえ見ているかたも多いため、知らず知らずのうちに損をしていることもあるということは、注意しておいたほうがよいかもしれません。
一般的にはコワーキングスペースの報酬額は高くないのですが、Co-Edoとしては一般的な報酬を支払うための仕組みを作りました。
そのうえで、コワーキングスペースで働くことのメリットを享受していただければ幸いです。
Co-Edoはグランドオープン当初より「コワーキングスペースに関わる人が物心両面で豊かになるように支援する」という理念を掲げています。
お金(仕事等)だけでなく精神的な面でも支援できるように「物心両面で豊かになる」というのを目指しているのと、(Co-Edoにかぎらず)コワーキングスペースを活用するすべてのかたがたを支援するという想いをこめました。
自分たちだけが豊かになろうとしてはいけません。
Co-Edoの発展が運営者や利用者のみならず、コワーキングという文化が好きなすべてのかたがたにポジティブな影響を与えられるように、(とはいえ常に自分の足元を見つめながら)ひとつずつ改善を続けていく姿勢を持ちましょう。
そのことはいずれ拡がっていくことと思います。
どんなに辛い状況でも、腐ることなく、地道に努力を重ねられる。そのような姿勢で日々の業務を遂行していきましょう!
今回新たに募集をするアルバイトの運営スタッフは、週1〜2日と多くの時間を使うことはありません。
しかしながらその短時間で、多くの経験を得られるというのが、コワーキングスペースの特徴です。
利用者には前向きかつ行動的な方が多いので、その場にいるだけでよそでは経験し得ないことが次々に起こることもあるでしょう。
また利用者が何を望んでいるのかということをつねに意識しながら働く習慣がつくというのも特徴です。
交流を求めているのか静かに作業をしたいのか、何に困っていて何を期待しているのか、利用者に気を配るだけでいろいろなことが見えてきます。
それに対応できれば、社会に出てからも活躍できることは間違いないと思います。
(学生、とくに女性におすすめの業務です)
将来的に、もしくは、今すぐ、Webサービスやスマートフォンアプリケーションを作ってみたいというかたは多いでしょう。
エンジニア・デザイナー等いろいろありますが、どの立場の方でもコワーキングスペースほどスキルアップに適した場所はありません。
Co-Edoには多くの先輩エンジニア・デザイナーが集まり、勉強会やセミナーも多数開催されています。
また本棚には最新の書籍も多数並んでいますので、自ら学習したいという方におすすめです。
Learn How To Learn という言葉があります。
「学び方を学びましょう」ということで、周囲に先達がいるという環境は、あなたの学習効率を最適化してくれることでしょう。
スキルアップにはアウトプットが不可欠です。
実際に創りたいものを作りながら、適切にアウトプットする環境・スキルアップする環境をご用意いたします。
何を作るべきかわからないという方には、Co-Edoがご用意いたします。
独立間もない頃というのは収入に対する不安がつきないものです。
本来であれば受けない仕事を無理して受けてしまい、却って本来受けたかった仕事を受けるチャンスを逸してしまったり。
そういうとき、コワーキングスペースの運営業務を請け負いながら、自身の業務を行うということは、とても良い選択肢になります。
フリーランスになって失敗するパターンのひとつに、同業者や異業種のかたとの接点がなくなってしまい、独りよがりになってしまうケースがあります。
コワーキングスペースであれば多様な方とお話することができますので、場合によっては課題や悩みの解決も図れます。
業務委託はCo-Edoの運営について細かい指示を受けることはありません。
オペレーション等を理解してからは、基本的に自身の責任で業務を遂行していただきます。
この点がアルバイト(雇用契約)と違う点です。
裏を返せば、業務中についても、自分の時間をみつけて、本来の業務を行うというようなこともできますので、ぜひコワーキングスペース運営業務という特徴を活かしていただきたいと思います。
なお、あくまでフリーランス等独立して事業を営んでいる方が対象ですので、Co-Edoの業務委託料をメインの収入にしたいという方にお願いすることはありません。
イベント企画が得意なかたは、ぜひCo-Edoを活用してください。
Co-Edoはコワーキングスペースであると同時に、自由度の高いイベントが開催できるスペースです。
Co-Edoは売上の多くをイベント収入で得ています。
勉強会やセミナー、交流イベント等、開催したいという方には、過去1,000回以上の実績があるCo-Edoが支援いたします。
独立を考えているという方には、イベント開催はとても良い準備のひとつとなります。
友人知人はもちろん、それ以外のかたがたに、どのように集客し、どのように楽しんでもらえるかというのは、とても重要なことです。
将来店舗運営をしたいという方も多いでしょう。
そういう方に対しては、運営だけではなく、経営という視点で経験を積むことが可能です。
Co-Edoは不動産契約から始まり、日々の運営業務、トラブル対応等々、経営という視点でみると、とても多くのことを経験してまいりました。
もしCo-Edo(や他のコワーキングスペース)が順風満帆に見えるとしたら、そのために何をしているかということが裏側からお分かりいただけると思います。
(必要に応じて他のスペースに見学に行ったり、他のスペースの運営業務を行ってもらうということも考えています)
コワーキングスペースの業務というのはとても難しい面があります。
たとえばファーストフード店であればマニュアル化された業務を行うということになりますが、コワーキングスペースの業務の場合マニュアルはないところがほとんどです。
日々の業務(オペレーション)はさほど難しいものではありませんが、みずからマニュアルをつくるといったことを行うこともあるでしょう。
必要なことは何かということを自分で考えて行動する必要があります。
その意味では、飲食店等のアルバイト経験は役に立つかもしれません。
また、人と話をすることが苦手なかたは、難しいかもしれません。
利用者のかたがどのようなことをしているのかというのは、ときにコワーキングスペースの利用者同士が交流するために必要なってきます。
利用者とお話するというのは楽しい面も多いのですが、とはいえ、偏った対応をしていてはいけません。
いっぽうで、コワーキングスペースの業務は自由度がとても高いです。
とくにCo-Edoはオーナーの方針で、NGなことというのをほとんど設けていません。
大人の空間にするためにあえてそのようにしていて「利用者のかたとともに」良い空間にしていくということを行っています。
Co-Edoには利用者の方から提供いただいたものが、とてもたくさんあります。
ありがたいことに、利用者の多くが、Co-Edoを良くすることが自分のためにになるということを認識してくれていまして、いまのCo-Edoがあるのは、スタッフ以上に利用者のかたがたに恵まれているからにほかなりません。
Co-Edoで働きながら、どのように利用者のかたに喜んでもらえるかを試行錯誤していただければと思います。
(参考:コワーキングスペース運営者が意識すると良いかもしれないCW理論について)
つぎにあげる事項にひとつでも当てはまるかたは、どんなに優秀なかたであっても、残念ながら採用することができません。
Co-Edoではつぎのようなかたを求めています。
ひとつでも当てはまるという方は、ぜひお待ちしております!
Co-Edoでは、複数の種類のスタッフを募集しています。
それぞれ若干名の募集となります。
原則、下記の就労形態となります。
基本的にアルバイトと同様の待遇となります (業務以外の日もCo-Edoを活用したスキルアップを支援します)
つぎに当てはまる方が対象です
特に優遇するスキル
業務委託のスタッフは、Co-Edoからの委託を受け、Co-Edoの運営を善管注意義務のもと行っていただきます。
業務遂行に必要な指導等は行いますが、詳細な指揮命令を受けることはありません。
最低限Co-Edoにいる時間を指定いたしますが、その時間内の時間の使い方はお任せします。
月額5万円もしくは10万円(消費税別)
つぎに当てはまる方が対象です
「採用の件で問い合わせしました◯◯です」とお伝えください
(電話での応募は受け付けていません)
質問等は、右下のチャットによるお問合わせをおすすめしています